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住宅設計で二級建築士として働く35歳男性。年収を公開します!

私は中堅の工務店で住宅設計に携わる二級建築士で35歳男性です。
昨年の年収は532万円でした。

2度の転職経験を経た年収推移などもお話していきます。

入社・転職

個人設計事務所入社

この業界に入ったのは24歳の時です。
専門学校を卒業してまずは個人設計事務所に入社しました。

公共建築物の設計を軸に住宅を年間数邸名行うような事務所でした。

1年目の月収は17万5千円ボーナスは冬のボーナスのみで20万程度年収は230万円でした。
(当時同年代の周囲の話を聞くと、1年目で設計事務所としてはこれでも頂いてるほうでした)

2年目に2級建築士を取得しましたが手当などはつきませんでした。

4年間在籍したのですが設計補助という立場の為なかなか年収は上がらず、
月収で7千円〜1万円程度の上り幅で最終年は293万円でした。

20代男性の平均年収が360万程度ですので、-65万程の開きがあります。

能力のある方は20代で1級建築士→独立して個人事務所→年収1000万円越えというルートがあります!
(残念ながら私には無理でした…(´;ω;`))

当時は年収というよりも自分の力で収入を得たいという思いが強くなり、住宅設計の道にカジを切ります。

ハウスメーカー転職

面接時に現状給料の300万円以上+家賃手当付きで交渉し入社しました。

知名度はそれほどでもありませんが2×4工法を扱う会社としては経験と実績がある会社でした。
この会社には5年間在籍します。

1年目の月収は22万5千円、ボーナス20万程度で年収は297万円でした。
ただ家賃手当の7万5千円も含めた年間+90万円と計算すると387万円となり生活はだいぶ楽になりました。

2年目以降は1棟竣工後に2-3万円の臨時報奨金が入るようになりました。

2年目の年収は357万、3年目385万、4年目は設計部長となり413万円
最終年の5年目は430万円になりました。

30代の平均年収が475万程度ですのである程度そこに近づいてきました。

プライベートでは、転職後2年目に30歳で結婚。転職4年目には子供が生まれます。

業務内容ではお客様との打ち合わせは営業主体で、主業務は申請関係や実施設計で業務がマンネリ化してきており、
スキルUPの為もっと打合せ業務を主業務で行いたいと考えるようになりました。

地場の工務店転職

前職の年収から50万UPと業務内容を条件に転職しました。
従業員は80名程度いる会社になります。

今年が転職して1年目になります。月収は27万5千円、ボーナスの比率が大きく
夏、冬、決算で合わせて160万程度になり、年収は532万円でした。

打合せ業務が主体になりますので、営業職に近い成果報酬型よりの給与体制になってます。

まとめ

24歳で入社し現在35歳。設計として11年目。住宅の設計としては7年目になります。

11年間で230万→532万円と300万程度UPする事ができました。

は在籍した会社で成果を挙げたら、ステップUPするという流れで転職してきました。

1級建築士と2級建築士の給与差ですが住宅設計という分野ではスキルや経験が重視される事が多い為、
そこまで大きくは無い事が多いかと思います。

わたしの経験が少しでも皆さんのお役にたてば嬉しいです。

おわり

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