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ゴルフキャディーってどんな仕事?1シーズンアルバイトをしてみての感想!

ゴルフキャディーの仕事はお客様が快適にプレーできるようお手伝いをする仕事です。

多くの方がゴルフキャディーの仕事と聞いて、思い浮かべるのは
プロゴルファーの後ろでバックを担いで歩いてるシーン。またはグリーンの芝目を読んでるシーンかもしれません。

「キツそうだし、難しそう。」

たしかにこの仕事は「キツい」です。歩くことが仕事という程歩きます。
1ラウンド(18ホール)で10キロぐらいになるんです!( ゚Д゚)

また夏の暑さ、冬の寒さと、外仕事全般に言える事ですが、天候面の影響による「キツさ」もあります。

ただプロキャディーとは違うため、専門的な知識が問われる「難しい」仕事という事はありません。

ちなみに私もゴルフの経験や知識もない状態からアルバイトとして働きましたし、
他の働いてる方も未経験の方が多かったです。

今回はゴルフキャディーの仕事内容や実体験を元に、各業務を通して感じた事などを書いていきたいと思います。

ゴルフキャディーの1日の仕事内容

8:00 準備

朝はまず準備です。

ゴルフカートの掃除や点検をし、クラブを水で洗うための水バケツ、
目土袋という砂を入れる袋など必要な道具の準備します。

(ちなみに目土袋の砂は傷ついた芝生にバンドエイドを貼るようなもので
これによって芝の修復に大きな違いが出てくるんです。)

お客様の車からゴルフバックを下ろし、お客様とのご挨拶後ゴルフカートにバックを乗せます。

私はこの時にクラブについているヘッドカバーやクラブの本数や種類をメモし、
お客様自身に確認してもらうようにしてました。
(ヘッドカバーが途中で無くなったとかそのような類のトラブル対策の為です)

ラウンド前はパター練習場におられる事が多いですが、
遅れないようご案内してラウンド開始となります。

8:30 前半プレー開始

朝準備した目土袋を手にもってラウンドスタートです。
9ホール(コース)をまず回りますが、2時間半で戻ってくるという事が一番大きな仕事になります。

ラウンド中はお客様に言われた番手のクラブを持っていくのですが、
大体2ホール目ぐらいで必要になるクラブがわかってくるので事前に用意し準備します。

残りの距離を聞かれることがありますが、大体のゴルフ場には目印となる木が設置されてます。

ボールが隣のコースに飛んだときは「ファーーーー!」と大きな声で叫んでください!
(最初は少しはずかしいです…)

グリーンオンしました。
グリーンフォークというグリーン上にボールが落下した凹みを治す道具で芝を元の状態に戻していきます。

パターの際は旗竿を上げ、それをカップの後ろ側に立てて目印とします。
ホールインした後はボールを布で丁寧に拭きお客様にお渡しいたします。

次のホールに付くまでにゴルフカートで自動操縦し、
先回りさせてスムーズにプレーできるよう準備します。

私が働いていたゴルフ場では7ホール目ぐらいになると、
クラブハウスから状況が見えるので時間がおしてる場合は時間調整するよう無線が入ります。

このお客様を急がせるというのはとても難しいのですが、後ろが詰まってる事などを説明しながら
プレー自体ではなく移動を速めてもらうようなお願いをしていました。

11:10 クラブハウス到着

少し遅れましたが9ホールを終えクラブハウスに戻ってきました。

これで休憩となります。
お昼にされる方、少し休んでそのまま通しで残り9ホールを行うという方もおられます。

休憩時間内には、クラブを水で洗ったり目土袋に砂を詰めたり、後半プレーがすぐに行えるよう準備をします。

11:30- 後半プレー開始

残りの9ホールのスタートです。

前半ホールでお客様の特徴を把握してるので、余裕をもってスタートする事ができると思います。

無事にラウンドを終えクラブハウスに戻ったら、クラブを一本一本丁寧に拭きます。
また朝確認したクラブやヘッドカバーに間違えがないか確認頂き、挨拶をし終了となります。

ゴルフカートを倉庫に片付けたら休憩となります。

14:30-16:00 休憩・退勤

休憩室では漫画や裁縫、資格勉強等各々自分の時間を過ごしていました。
朝遅く出発する場合は、午前中が休憩時間のようになります。

週に一度程度は休憩ではなく練習場のボールを集める仕事なども行ったりしてました。

1シーズンアルバイトをしてみての感想

体力的、気温の変化の面で冒頭で書いたようにキツい仕事でした。

ただ5時間ぐらいお客様と一緒に過ごしますので、

おわり

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